わんぱく3人ねこ1匹。

日々の出来事をのんびりと…

こどもの熱性けいれん①

3人兄弟末っ子が1歳になり何日か経った。

明け方の授乳時に未子ちゃんの身体が熱いな〜と思い熱を測ってみたら、なんと40度!

 

3人目にしてはじめての40度の熱に母親の私は驚いたが、本人はそんなに辛そうでもなくその前日から3歳のお兄ちゃんが鼻風邪をひいていたので

あーこれは未子ちゃんに風邪移っちゃったなー

くらいに思っていた。

 

その日の朝にかかりつけの小児科を予約し、お兄ちゃんも一緒に受診する事に。

 

予約した時間までまだ時間があったので自粛により登園できなくなったお姉ちゃんと風邪のため休みを取ったお兄ちゃんにテレビを見せ、明け方から起きていたからか眠そうにしている未子ちゃんのお昼寝の為布団に横になり授乳をしようとした。

その時、

 

未子ちゃんが急に目を見開き上を向きながら怖いものでも見たような顔でぎゃぁあーーーと大きな口を開けて叫び出した。

 

震えた両手をぐわーっと広げて話しかけても反応しない。

 

私は頭が真っ白になった。

 

(え!?未子ちゃんどうしたの???)

 

目の前の未子ちゃんはいつもの可愛い未子ちゃんの顔ではない。

 

全身に力が入りガクガク震えながら目はずっと見開き上の方を睨み唇は真っ青。

泡まで吹き出した。

 

今日は熱が高かった。これは、もしかしたら噂の熱性けいれんだ!!

 

咄嗟にそう思ったが噂には聞いていたけど知識がなかった私はどうしていいのかわからない。頭が真っ白になった。

 

仕事前で家にいた主人に

パパーーー!と叫ぶだけで精一杯だった。

 

パパー!大変!急いで!どうしよう!救急車!未子ちゃんが、、、きっと熱性けいれん!

 

私ははじめて目の当たりにしたけいれんに、未子ちゃんがこのまま死んでしまったらどうしよう。とパニックになっていた。

 

え!?とりあえず救急車呼ぶから!

 

パパは驚きながらも冷静に119番に電話して聞かれたことに応えている。

 

私は途中で電話を代わってもらいパニックになりながらも状況を説明。

 

救急車はもう向かっています。

 

お子さんが息をしっかりしていることを確認して、もし息が止まってしまったら人工呼吸をしてもらいます。息をしていないようならまた電話してください。

 

そう言われ、電話を切ると未子ちゃんがちゃんと息をしているか必死に確認していた。

 

少しすると(実際にはとてつもなく長い時間に感じたが)救急車のサイレンの音が聞こえ、誘導に出たパパとともに救急隊の人達が家へ上がってきた。

 

今まで起きた事を全て話し、私は未子ちゃんと共に救急車の車内へ

 

未子ちゃんは意識を取り戻していたが大泣き。

 

泣いているからなのか未子ちゃんを呼んでも視線が合わない為、近くの救急病院へは搬送を断られてしまい救急隊の方達が少し離れた場所にある大きな病院へ頼んでくれて未子ちゃんはその病院へ運ばれた。